【巨人】松本哲也3軍コーチが育成の“後継者”たちに金言

スポーツ報知
育成の練習がスタート。加藤脩平のティーバッティングのボールを拾う松本哲新コーチ 

 巨人の松本哲也3軍外野総合コーチ(33)が14日、支配下登録を目指す育成の“後継者”たちに金言を授けた。

 昨季限りでユニホームを脱ぎ、今季からは指導者として再出発。この日は、ジャイアンツ球場で行われたコーチ会議に出席した。自身は育成選手として入団も、1年目の07年2月に巨人の「昇格1号」として支配下登録。その後、新人王に輝くなどサクセスストーリーを歩んだ。そんな“育成の星”としての経験をもとに、「チャンスは何度も何度もあるわけじゃない。(首脳陣を)『おっ』と思わせるには、第一印象が大事。短所を鍛えることも大切だけど、長所をアピールしたほうがいい。自分は足に自信があったので、そこを見せられるようにと思ってやっていた」とアドバイスを送った。

 現状、巨人の支配下登録選手は63人。前ブルワーズの右腕・ヤングマンの獲得調査を行っているが、例年以上に枠に空きがある。松本コーチは「たくさん枠があるのは、育成の選手にとっては大きなモチベーションになるはず」と奮起に期待しつつ、「支配下登録されることがゴールじゃなく、1軍で活躍することを目標に設定してもらいたい」とエールを送った。

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