【巨人】池田“囚人トレ”導入!全米ベストセラー参考、器具一切使わず鍛える

スポーツ報知
捕手を座らせて投球練習を行った池田

 巨人の池田駿投手(25)が18日、2年目のシーズンに向けて“囚人トレ”を導入していることを明かした。

 球団スタッフの紹介で、全米ベストセラーの「プリズナー・トレーニング」という、凶悪犯を収監する監獄を渡り歩いた元囚人が書いたトレーニング本を年明けから熟読。伝説的強さを誇った受刑者や書物から学んだトレーニング法が記載されており、「読んでいて面白いですし、やり方が詳しく載っているので」と参考にしている。

 監獄内でもできるトレーニングということもあり、器具などは一切使うことなく、自らの体重を負荷として肉体を鍛える「自重トレ」が紹介されている。腕立て伏せ、スクワット、ブリッジなどが数種類、強度に合わせてプログラム化されており、「器具を使ったウェートも大事ですけど、体が硬いこともあって、そういうもの(自重トレ)にもチャレンジしようと思ったので」と意図を説明した。

 この日はG球場で自主トレを行い、ブルペンでは捕手に座ってもらい変化球を交えて40球を投げ込んだ。1年目の昨季は33試合で0勝2敗、防御率3・35と一定の成績を残したが、“囚人トレ”で1年間戦い抜く体を作り上げ、目標とする「50試合登板」達成を目指す。(後藤 亮太)

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