【巨人】マシソンかカミネロか守護神は「白紙」

スポーツ報知
高橋由伸監督

 巨人の高橋由伸監督(42)が19日、今季の守護神が現状では“白紙”であることを強調した。候補はマシソンとカミネロの両助っ人右腕に絞ったが「順番はまだ決めてない。いい方を後ろにする」と明かした。この2人に8、9回を託すことは決めているが、どちらが抑えとなるかは今後の競争次第となる。

 昨季の抑えを務めたカミネロは160キロ超の剛球を武器に来日1年目ながら3勝5敗29セーブ、防御率2・42の成績を残した。指揮官は「未知数な部分もあったけど、後半はどんどん良くなっていった」と評価する一方、昨季59試合で4勝4敗2セーブ、防御率2・24と活躍し、今季で巨人助っ人史上最長タイの7季目を迎えるマシソンにも「スコット(マシソン)は万能な投手」と絶大な信頼を寄せる。どちらにも巨人の最後の砦(とりで)を託せる実力があると認めるからこそ、ハイレベルな競争での更なるレベルアップを求めている。

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