【巨人】ドラ1鍬原、投げた!驚異の回復

スポーツ報知
キャッチボールで調整する鍬原

 巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(21)=中大=が27日、驚異的な回復ぶりをアピールした。G球場で行われた3軍合同自主トレで力強いキャッチボールを披露。上半身のコンディション不良のため、斎藤投手総合コーチに前半戦不在を覚悟させた金の卵が大幅な“上方修正”を印象づけた。

 糸を引くような球筋で相手のグラブに収まった。室内練習場でのキャッチボール。最後に20メートルに縮めた後、力強く腕を振った。「9割前後です」。その後にブルペンでのネットスローも行うなど、徐々に投球数も増やしている。「無理せずにできています。投げたい気持ちもありましたけどね」。新人合同自主トレでは焦りを抑えて我慢を貫いたおかげで、状態は上昇の一途だ。

 この調子なら3軍キャンプ序盤で本格投球練習の解禁に期待がかかる。「トレーナーさんに聞いてみないとわからないけど、できるんじゃないですか?」と自身も手応えを明かす。我慢の時期にも終わりが見えてきた。

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