【巨人】宇佐見、2か月ぶりに座って捕球 左手首の回復順調「大丈夫です」
スポーツ報知

巨人の宇佐見真吾捕手(24)が28日、昨秋に痛めた左手首の順調な回復ぶりをアピールした。ジャイアンツ球場で行われた、キャンプ3軍スタートメンバーの合同自主トレに参加。育成左腕・田中大輝投手の捕手を務めた。
投手の球を座って捕球するのは、左手首を痛めた昨年11月の秋季キャンプ以来、約2か月ぶり。「痛みはないので大丈夫です。マシンの球は捕っていましたが、傾斜のあるところから投手が投げてくる球は角度があってまた違う。久しぶりだったので慣れていかないといけないです」と明るい表情で話した。
宇佐見は左手首痛の影響で、侍ジャパンのメンバーとして出場予定だった昨年11月の「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」を辞退。オフは段階を踏んで慎重にリハビリを重ね、守備面ではマシンの球、ブルペンで立って投手の球を捕球、と徐々に強度を上げてきた。
故障明けのためキャンプは3軍スタートだが、小林と正捕手を争うライバルとして、首脳陣の期待は大きい。2年目の昨年は1軍デビューして21試合で40打数14安打、打率3割5分、4本塁打、8打点。背番号は今季「52」から「27」に変更となった。打撃練習では力強いスイングを見せていて、キャンプに向け、攻守で猛アピールする準備が整った。