【巨人】山口俊のシンカーに阿部「面白い」

スポーツ報知
ブルペンで投球練習する山口俊

 巨人・山口俊投手(30)が29日、宮崎合同自主トレ2日目にブルペン入りした。捕手を座らせて29球を投げ、新球・シンカーを披露。「思ったより曲がりが大きかった。これから修正していく」と話し、2月9日の紅白戦に向け照準を合わせた。

 周囲の注目はやはりシンカー。左打席に阿部が入ると、ベースの外側にグイッと曲がった。阿部から「面白い曲がりをしている。あとは曲げどころを意識したら」とアドバイスももらった。シンカー系を操る右投手は少なく、左打者に有効だ。「打者の目線を変えることができたら」と話した。

 野上と西村が「早っ。えぐい」と言葉を漏らす球威は健在。昨季は右肩違和感やグラウンド外のトラブルもあり4登板で1勝1敗、防御率6・43に終わった。実戦は7月9日の阪神戦(甲子園)以来遠ざかっている。「ゲームだったり、首脳陣で言われたところで投げていくのはもちろん」と完全復帰を見据えた。

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