【巨人】由伸監督「菅野&坂本が投打引っ張って」
スポーツ報知

巨人・高橋由伸監督(42)が31日、いよいよスタートする1軍キャンプ(宮崎~沖縄・那覇)の強化指定選手に、2年目の吉川尚輝内野手(22)を指名した。昨年は上半身のコンディション不良もあり1軍5試合の出場に終わった16年ドラフト1位は、昨秋の宮崎キャンプから存在感を発揮。「すごく楽しみな選手」と開幕レギュラーへと育成していく方針だ。期待通りの動きを見せれば、オープン戦の全試合出場権も与える意向もあり、熱視線を送り続ける。スポーツ報知では由伸監督直筆のスローガン「奮輝」を題字に採用し、V奪回を狙うチームを追い続けます。
◆由伸監督に聞く
―今キャンプでの練習量、質は?
「秋と違って、個人の練習だけというわけにはいかない。当然チームプレーも入る。打つことに関しては秋と同じような練習になるのかなとは思う」
―けがで3軍スタートの橋本到に代わる選手は?
「とりあえず上げることはしない。(誰か)いいアピールをしてくれたときに上げる」
―即戦力の新人が多い。
「自分のできるものをしっかりやってくれれば」
―新戦力のゲレーロも合流した。
「最初は昨年に慣れたレフトで、バッティングは4番というものを期待している。まずは環境になじむ時間が必要。少し本人に任せることになるのかな」
―エース・菅野への期待は?
「投手として1年間投げるという部分では何も心配していない。すべて菅野に任せている。投手は菅野、野手は坂本(勇)がチームを引っ張ってほしいと思う」
―坂本勇は自主トレで若手を連れて練習。自覚も出てきた。
「もともとキャプテンになってからも自覚は出ていた。後輩を連れていくという行動であったり、言葉で示すことで、責任も出てくると思うので、さらに期待したい」