【巨人】由伸監督「まだ4時半、まだやれる」 初日からハードキャンプ

スポーツ報知
素振りをしながら笑顔でフリー打撃を見守る高橋監督(カメラ・竜田 卓)

 昨季4位から巻き返しを図る巨人の春季キャンプは、初日から充実の内容となった。山口俊が100球を超える熱投を見せるなど、ブルペンは熱気十分。打者は例年以上の時間を費やし、打撃練習を行った。

 雨天のため室内での練習となったが、事前に練られたメニューを各所で効率良く消化。若手主体だった秋季キャンプに続いて中身の濃い練習となり、高橋由伸監督(42)は「みんな元気そうだったし、これからもっともっと内容だったり、量も増えると思うけど、ケガをせずに1か月のキャンプを過ごしてほしいね」と期待を込めた。

 屋外が薄暗くなり始めた時間に取材に応じた指揮官は、こう付け加えた。「まだ4時半だし、まだやれるからね」。由伸監督の言葉に呼応するように、小林や重信、“強化指定選手”の吉川尚らは居残り特打に励み、ドラフト2位捕手の岸田らは居残りでキャッチング練習。各選手の自覚を十分に感じさせる初日となった。

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