【巨人】由伸監督、投手陣が初日からブルペン入り「それくらいは最低限のこと」

スポーツ報知
ノックバットで素振りをしながらフリー打撃をみる高橋監督(カメラ・竜田 卓)

 プロ野球は1日、春季キャンプがスタート。4年ぶりのV奪回を目指す由伸巨人は、いきなりの猛練習で宮崎キャンプの幕を開けた。午前メニューは例年通りだったが、午後になって一変。打撃練習につぎ込んだ時間は1人当たり120分で、昨春キャンプ初日の実に4倍。Gナインは休む間もなくバットを振りまくった。あいにくの雨模様ではあったが、木の花(このはな)ドームは終始、熱気に包まれた。

 ◆由伸監督に聞く

 ―宮崎60年目のキャンプが始まった。

 「60年の歴史がある中で、そのシーズンのスタートを宮崎でというのはある意味、自然なことかなと思っているし、いよいよ始まったという感じになる」

 ―初日の感想は?

 「天気が悪くて室内になったけど、みんな元気そう。内容や量も(これから)増えると思うけど、けがをせずに1か月を過ごしてほしい」

 ―だいぶ振り込んでいた。長野も同じメニュー。

 「まだまだできるはずの選手だと思っている」

 ―ゲレーロは?

 「キャッチボールもちゃんと投げられていた。ヤングマンも含めて、開幕までに仕上げてくれればいいよ」

 ―投手陣もほぼブルペンに入った。

 「それくらいは最低限のことだと思う。実戦で投げるわけじゃないしね」

 ―どんなキャンプに?

 「どんなに体をつくってきても、ユニホームを着て初日を終えると体は張るもの。体を慣らして、まだまだ成長しないといけないチームなので、みんなが力をつけていってほしい」

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