【巨人】ドラ1鍬原が2日に初ブルペン入り…上半身不良から超回復

スポーツ報知
調整する鍬原

 巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(21)=中大=が2日にブルペン入りし、初めて捕手を相手に投げることが1日、分かった。上半身のコンディション不良のため、3軍の沖縄・那覇キャンプスタートとなったが、順調に回復している。

 鍬原は笑顔を見せながら朝の散歩に参加し、6時50分頃、球場に入った。朝食を食べ、体幹トレなどを開始。キャッチボールでは約20メートルの距離で、力強く腕を振った。ボールは大きな音を立て、相手のグラブに収まった。初めて背番号29のユニホームを着て練習し「この番号が自分の番号になるように頑張っていきたい」と決意表明。フルメニューを消化して、初日を終えた。

 1月のG球場での新人合同自主トレでは上半身のコンディション不良のため、ゆっくりと自分のペースで調整した。初日は一部別メニューを行ったが、キャッチボールの距離を伸ばし、段階を踏んだ。現在は傾斜を使ってネットスローをするまでになった。

 阿波野3軍投手コーチも「今の状態を見れば順調に来ていると思う」とうなずく。2日のブルペンでは初めて捕手を立たせ、傾斜で投げる感覚を再確認する。その後、状態を見ながら投球練習を続け、今週末には捕手を座らせて投げる予定。2月末に捕手を座らせて投げ込みができれば、というプランもある。ドラフト直後は、斎藤投手総合コーチが先発ローテに計算していたほど、期待値は高い。完全復活が待たれる。

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