【巨人】山口俊、気温5度で半袖!寒さ吹き飛ばす1軍最多111球

スポーツ報知
山口俊はブルペンで投球練習をする

 巨人の山口俊投手(30)が1日、宮崎キャンプ初日からブルペンに入り、1軍投手最多の111球を熱投した。雨のため木の花ドームで投球練習。外気温5度で吐く息も白い寒さの中、半袖でマウンドに上がり、「今日はそれぐらい(の球数を)投げようと思っていました」と座った小林を相手に力強い直球、鋭いスライダーを投げ込んだ。

 昨季はキャンプ中の右肩違和感、7月の自身の暴力トラブルもあり4登板で1勝1敗、防御率6・43に終わった。移籍2年目の今年は「結果を残すだけです」と強い決意で臨む。この日のテーマは「感触の確認。ゆったり自分のフォームで投げること」で、力感のないフォームから伸びのある重い球を披露。新球のシンカーも4球試した。

 昨季14勝のマイコラスが退団。由伸監督は山口俊に「当然期待しているし、本人だって何とか結果でという部分はあるだろうし、本来の力を発揮してほしい」と先発候補として大きな期待を寄せる。本人は「まずまず」と控えめだったが、菅野とカミネロ以外の1軍15投手がブルペン入りした中、存在感を示した。

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