【巨人】森福「危機感」生き残りかけた新フォーム披露 30センチの変化でより変則に

スポーツ報知
ブルペンで投球練習する森福

 巨人の森福允彦投手(31)が2日、1軍生き残りをかけて新フォーム挑戦に乗り出した。これまで踏み出す右足をクロスして投げる変則投法だったが、さらに靴1足分、約30センチクロスにしてセットポジションに入ることを決断。打者に球の出どころを見えづらく改良した。

 「昨年は『右打者も抑えられるようになって1イニング投げたい』と言っていましたが、まず左打者を抑えられないと始まらない。生き残るために、危機感を持ってやっていかないと」

 移籍1年目の昨年は30登板で1勝3敗、防御率3・05。貴重な左の中継ぎとして期待されたが、対左打者の被打率が2割7分3厘、対右が3割3分3厘と苦戦し、2軍落ちも経験した。キャンプは2軍スタートだが、この日は初日に続いてブルペン入り。前日(1日)よりも踏み出す足をクロスにして、キレのある直球、スライダーを投げ込んだ。

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