【巨人】元気印の田中貴、エース菅野とバッテリー 大声で「すみません!」

スポーツ報知
田中貴

 巨人の田中貴也捕手(25)が4日、ブルペンでエース菅野とバッテリーを組んだ。

 投手陣が投球練習をしている途中、メイン球場のサンマリンスタジアム宮崎で投内連係を終えた捕手陣が到着。ブルペン捕手と交代し、田中貴は菅野、小林は戸根、岸田は篠原とバッテリーを組んだ。

 エースの力強い直球に対し、完璧な捕球音を鳴らせなかったと感じると、すぐに「すみません!」と大きな声を出した。チームでも声の大きさがナンバーワンとも言われる元気印。プレースタイルもがむしゃらで、「真ん中でいいですか」と自ら構え方を質問し、菅野の鋭く沈んでワンバウンドする高速シンカーを体で止めると、菅野から「ナイスキャッチ!」と褒め言葉ももらった。

 昨年は菅野が先発した全試合で小林がスタメンマスクをかぶった。育成選手出身で1軍出場がない田中貴は、公式戦で菅野の球を受けたことがない。首脳陣の期待は大きく、今キャンプ1軍スタート。球界を代表するエースとのバッテリーは貴重な経験になった。

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