【巨人】ドラ2岸田「巨人の城島」になる

スポーツ報知
カツオのわら焼きを体験した(左から)大城、田中俊、岸田(カメラ・中島 傑)

 巨人のドラフト2位・岸田行倫捕手(21)=大阪ガス=が宮崎キャンプ休養日の5日、“巨人の城島”になることを宣言した。10日に「ジャイアンツVSホークスOB戦」が開催されることもあり、両軍の新人各5選手がそろって宮崎中央卸売市場を訪れ、21年連続漁獲量日本一の「近海カツオ一本釣り漁業」の疑似体験や試食を行った。

 釣りが趣味の岸田は、実際に使用されている重さ3キロのさおでカツオの模型を釣り上げ「思ったよりも重かったです。下半身をどっしりと構えないといけないので、そこは打撃やスローイングにもつながるのかな」と振り返った。

 釣り好きの名捕手と言えばダイエー、マリナーズなどで活躍した城島健司氏。二塁送球ベストタイム1・78秒の強肩を持つ岸田は「城島さんは肩も強いし、打撃もすごかった。自分も打てるキャッチャーになりたい」。城島氏は10日のOB戦参加が決定しており、生のプレーを見るチャンスもある。

 ドラフト3位の大城=NTT西日本=は「いずれはチームの勝利に貢献できる選手になっていきたい」、5位の田中俊=日立製作所=は「実戦に入ってチームプレーやサインプレーもある。しっかりやっていきたい」と話し、それぞれが6日からの第2クールへ英気を養った。(後藤 亮太)

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