【巨人】野上、捕手10メートル下げ直球追求

スポーツ報知
投球練習をする菅野(左は野上)

 西武から巨人にFA移籍した野上亮磨投手(30)が6日、直球を磨く目的で工夫した独自の練習法を導入した。個別練習の時間に木の花ドームでブルペン入り。捕手に通常の位置から10メートル後方に下がった位置で構えてもらい、30メートルの距離を取って投球練習をした。

 「真っすぐがたれない(落ちない)ようにするための練習です。長い距離でも(マウンドの)傾斜でしっかり投げられるようにしないといけない。西武時代からやっている練習です」

 8割程度の力の入れ具合で伸びのある直球を投げると、捕手に通常の位置に戻ってもらい、本来の距離で投球練習。前日5日は休日だったが、キャンプ初日から5日間の練習日は全てブルペン入り。「無駄な力を入れないで投げる」と徹底的に直球の質を追求した。

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