【巨人】阿部、菅野＆田口の２枚看板とブルペンで“対戦”「タイミング取る練習」

ブルペン打席に立ち「タイミング取る練習」　巨人の阿部慎之助内野手（３８）が７日、今キャンプで初めてブルペンの打席に立ち、菅野と田口の左右２枚看板と“対戦”した。菅野の新球・高速シンカーも、じかに体感。威力については「１球だけだったし、あまりいいかげんなことも言えないから」と話すにとどめたが「タイミングを取る練習。この時期は（球が）速く見えるね」と、豪華な目慣らしに満足そうだった。

　今キャンプは、ゲレーロやマギーらと一緒に一部別メニューで調整を進めていて、屋外でのフリー打撃などは行っていない。それでも、沖縄２次キャンプあたりから全体メニューに合流することを目指し、着々とペースアップ。午後には再びブルペンに行き、今度は吉川光の投球を受けた。左腕のモーションのクセを修正することがメインではあったが、「受けてみて分かることも多い」と、打撃にも通じることは多々あるようだ。

　助っ人陣との中軸争いだけでなく、キャンプ中の守備練習では同じ一塁に岡本が入るなど、ポジション争いもある。「みんな動きが若いし、元気もある。乗り遅れないようにしないとな」。慢心は少しもない。