【巨人】２枚看板が並んでブルペン　菅野キャンプ最多１０８球！田口は質追い求め１３６球

　巨人の菅野智之投手（２８）と田口麗斗投手（２２）が７日、木の花ドームブルペンで並んで投球練習した。

　両投手は５か所あるマウンドの端の２か所で投球。同じタイミングで、反対側の端のマウンドで畠が投球練習を行い、松井秀喜臨時コーチが左打席に立っていたが、左右のエースも力強い球を投げ込み万全の状態を披露した。

　菅野は途中、阿部が左打席に立ち、今キャンプ最多１０８球。自身も２年目のキャンプで左打席に立つ松井氏に投げた経験がある。畠が自ら松井氏に“打者”を頼んだことに「僕が２年目の時はそんなこと言えなかった。周りの若手も見習ってほしい」と貪欲さを評価。「（畠は）ブルペンに毎日入っているし、前のめりくらいの姿勢が求められると思うので、自分もどんどん引っ張っていきたい」と決意を新たにした。

　田口も１３６球の熱投。右打者内角への直球は精度抜群で、「左投手にとって大切な球なので」と徹底的に質を追い求めていた。