【巨人】輝く吉川尚!初実戦の紅白戦でいきなり猛打 正二塁手最有力候補が強烈インパクト

2018年2月10日6時0分  スポーツ報知
  • 1回無死、左中間へ二塁打を放ち、二塁にスライディングする吉川尚(左)(二塁手は田中俊=カメラ・竜田 卓)
  • 1回無死、左中間へ二塁打を放つ吉川尚

 ◆巨人1軍紅白戦 白組6―5紅組(9日・サンマリン宮崎)

 いけるね、ナオキ! 巨人の吉川尚輝内野手(23)が9日、宮崎キャンプ初実戦となった紅白戦(サンマリン宮崎)に白組の「1番・二塁」で先発出場し、3打数3安打2得点。自慢の快足も披露した。16年のドラフト1位が、二塁レギュラー最有力候補として、早くも強烈なインパクトを残した。

 スピードを緩めることなく一塁を蹴ると、勢いよく右足から滑り込んだ。二塁塁審のセーフの判定を確認すると、吉川尚は両手で手を叩いた。紅白戦の1打席目。1ボール2ストライクと追い込まれたが、先発・谷岡のフォークに体勢を崩されることはなかった。左中間やや浅めの当たりを、快足を生かして二塁打に。「思い切ってアウトになってもいいくらいの気持ちでいきました。セーフになったのでいい結果になりました」とうなずいた。

 3回の打席も追い込まれたが、左腕・戸根の内角低めカーブを、腕を畳んで中前にはじき返した。5回無死二塁では、走者を進める右方向への打撃を意識。左腕・大江の真ん中直球を右前打とした。1、5回はともに小林の適時打で生還。3安打2得点と大暴れした。

 「実戦は初めてだったので、どんどんアピールしようと思っていた。1打席目にヒットを打てていいイメージで打つことが出来た」。7回無死一塁では初球を犠打。若手主体の試合で、格別の存在感を示した。4度の打席で空振りは1球だけだった。

 1年目の昨季は調整が遅れて3軍でキャンプをすごし、シーズン5試合の出場にとどまった。今季は由伸監督が1軍キャンプの強化指定選手に指名。大きな期待が注がれている。その重圧に負けることなく、着実に成長している。早出で特守を受け、全体練習後はバットを振り込む日々…。井端内野守備走塁コーチが「肺から、息ではなく、汗が出るくらい練習をやらせている」と話すほどの練習量だ。

 マメが潰れて右手の親指からは出血し、両手のひらはテーピングでぐるぐる巻きの状態が続いている。それでも「レギュラーになりたいではなく、レギュラーを取るという気持ちでやっているので」。指揮官は「成長したかは分からないけどね、結果は今日はよかった。レギュラーを目指すなら(好結果を)続けていかないと」。今後の活躍次第では、早い段階でレギュラー当確ランプがともる可能性がある。

 ただ、5回の守備で二塁への強烈な打球をはじいて失策を記録した。「ああいう打球も捕れるようにやっていかないといけない。守備でも貢献出来るようにならないと」と反省したが、伸びしろは十分。長年レギュラーを固定できなかった二塁の座を埋めるのは、この男しかいない。(後藤 亮太)

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