【OB戦】松井秀喜が工藤公康から観衆魅了する大ファウル

スポーツ報知
野村克也氏(中央)と記念写真を撮る(左から)長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督、張本勲氏、ソフトバンクの王貞治球団会長

 ◆巨人宮崎キャンプ60年記念 ジャイアンツOB―ホークスOB(10日・サンマリンスタジアム宮崎)

 読売巨人軍宮崎キャンプ60年記念「ジャイアンツvsホークスOB戦」が10日、サンマリンスタジアム宮崎で行われ、巨人OBの松井秀喜(43)が衝撃の大飛球で、観衆を魅了した。

 初回2死の第1打席。ホークス先発・工藤(ソフトバンク監督)の2ボールからの3球目だった。121キロ直球をフルスイングすると、打球はで右翼ポールへ一直線。わずかに切れてファウルとなったが飛距離十分の一打に、どよめきと大歓声が球場を包み込んだ。その後、ファウルで粘って迎えた8球目をバックネット前へと打ち上げたが、ホークス捕手・城島があえて落球。そんな“アシスト”も受け、9球目を捉えて中前安打をマークした。

 現在、巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務めている。前日9日には「準備?ばっちりなわけないでしょう」と苦笑いしていたが、パワーは健在なところを見せつけていた。

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