【巨人】田口“W開幕投手” 17日初対外試合中日戦&24日OP戦開幕DeNA戦

スポーツ報知
田口(手前)は必勝祈願を終え、笑顔で引き揚げる(左は山口俊)

 巨人の田口麗斗投手(22)が“開幕投手”を務めることが14日、分かった。今季初の対外試合となる17日の中日戦、オープン戦開幕となる24日のDeNA戦(ともに那覇)のダブル開幕を任されることになった。

 “侍ローテ”でロケットスタートに挑む。左腕は「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」のオーストラリア戦(3月3日・ナゴヤD、4日・京セラD)で代表候補に挙がっているため、首脳陣はそこから逆算。17日と24日の登板を決めた。宮崎キャンプでは紅白戦に登板しなかった田口は、中6日で登板間隔を調整することで、24日の登板から1週間後の代表戦にも照準を合わせることができる。

 昨季は菅野、マイコラスとともに先発3本柱としてチームを支え、13勝4敗、防御率3・01。今季もローテーションの核として期待されている。さらに、昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では決勝の韓国戦に先発し、7回無失点で優勝に貢献。代表メンバーとしての存在感も増している。

 田口はこの日、チームとともに2次キャンプ地の沖縄・那覇に移動。宮崎ではスライダーと同じ割合でチェンジアップを投げられるようにと、さらなる成長のため貪欲に取り組んでいた。那覇キャンプに向け「順調にきている。今までやってきたことが生かせるように」と気を引き締めた。“侍ローテ”で代表戦に挑み、チームでも先発の柱へと一気に突き進む。

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