【巨人】二塁・吉川尚、大学先輩・菊池級のスーパープレー 広大な守備範囲に指揮官うなる
スポーツ報知
巨人の吉川尚輝内野手(23)が17日、中日との練習試合(那覇)に「1番・二塁」で先発出場。守備で忍者のような俊敏な動きを披露した。
5回、右打席からアルモンテが放ったゴロは、二塁ベースよりショート寄りの打球だった。あらかじめベース寄りに守っていた二塁・吉川尚は、二塁ベースを通り越してこれを逆シングルでスライディングしながら好捕。素早く立ち上がって一塁に送球し、アウトにした。捕球した場所は通常なら完全にショートゴロの位置だった。
中京学院大から16年ドラフト1位入団の2年目。同じ大学のOBには守備の名手・広島の菊池がいる。大先輩をほうふつとさせる広大な守備範囲に、由伸監督は拍手を送り、「守備の動きもやっぱりいいなと思った。脚力というものはいいものがある」と絶賛。攻撃面でも3安打1盗塁と躍動し、チームの長年の課題だった二塁手のレギュラー誕生へ猛アピールした。