【巨人】山口俊、2回無失点も反省「全く収穫はなかった」…224日ぶり対外試合

スポーツ報知
1回無死満塁となり、捕手の小林と話をする先発投手の山口俊(左、カメラ・関口 俊明)

◆練習試合 巨人5―7KIA(韓国)=特別ルール=(18日・那覇)

 経験豊富な山口俊でも、想像以上に力が入った。昨年7月9日の阪神戦(甲子園)以来、224日ぶりの対外試合。初回は四球、単打、死球で無死満塁から後続を打ち取り、2回は3人で抑えた。2回無失点にも、「全く収穫はなかった。(久しぶりの)対外試合で力みがあった。直球とカーブでカウントを取りながら、と思いましたが、カーブの抜ける感覚がなかった」と自己採点は厳しかった。

 3回から2番手で登板の野上も西武から移籍後初の対外試合で、味方の失策が絡んで2回6安打6失点(自責0)。それでも「3球以内で1ボール2ストライクを作れるようにしないといけない。打たれるのはカウント不利な時が多い」と反省。ただ、まだ試運転の段階で「ここから上げていければ」と前を向いた。

 貴重な先発候補の両投手は同学年で、キャッチボールを毎日一緒に行うなど刺激し合う。経験十分なだけに、この日出た課題を確実に克服してくれるだろう。

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