【巨人】高木“ゴジラ魂”で支配下入りへ猛アピール

　巨人の高木京介投手（２８）が１９日、“ゴジラ魂”を胸に、１軍キャンプで支配下入りへ猛アピールすることを誓った。キャンプ２軍スタートも２０日から１軍那覇キャンプに合流するため、空路で同地入り。野球賭博関与に伴う１年間の失格処分が終了し、昨年３月に育成選手として巨人に復帰。１軍キャンプは１５年以来となるが「持っている力をしっかり出してアピールしたい」と意気込んだ。

　大先輩からの言葉を胸に刻んでいる。６～１２日の宮崎キャンプには、松井秀喜氏（４３）＝ヤンキースＧＭ付特別アドバイザー＝が臨時コーチとして訪れた。星稜高の大先輩でもある偉大な存在だ。２軍選手全員を集めた訓示の中では「本来いる場所はここじゃない。１軍を目指してやることがあるべき姿」という言葉を聞き、「本当にその通りだなと思いました」と心にとどめている。

　そのために、まずは育成から支配下選手登録を目指す。那覇キャンプ中の実戦は残り４試合が予定されており、「１軍の打者と対戦出来ることを喜びに感じて思い切ってぶつかっていきたい。まずは支配下に上がれるように頑張りたい」。１軍ではデビューから１３９登板連続無敗のプロ野球記録を継続中。貴重な中継ぎ左腕として存在感を示していく。（後藤　亮太）