【巨人】菅野、青木と初対戦「楽しみ」
スポーツ報知

巨人の菅野智之投手(28)が20日、登板予定の21日の練習試合・ヤクルト戦(那覇)で、エースの振る舞いを見せる決意を示した。今年自身初の実戦登板。チームリーダーとして強い気持ちで臨むことを強調した。
「0点に抑えることです。僕も野球選手をやっている以上結果が欲しいですし、初実戦だからといって、ただ投げればいいという立場じゃない。結果だったりマウンドでの姿はチームメートも見ている。相手も今年の菅野はどうなのかな、と見ると思うので、そういうマウンドにしたいです」
昨年は17勝5敗、防御率1・59で沢村賞。今キャンプはチーム全体を見て先頭に立つ。すでに3月30日、阪神戦(東京D)の開幕投手に決定。若手と違ってこの時期にアピールを求められる立場ではないが、責任感を胸に登板する。ヤクルトはメジャーから7年ぶりに復帰の青木が出場予定。5年間の通算防御率2・18の日本のエースと、日米通算2058安打の安打製造機とは初対戦になる。
「楽しみですし(昨年の)WBCで一緒に戦わせてもらった。すごくいいバッターなので今持っている現状をぶつけたいと思います」
この日はブルペンで途中から岸田とバッテリーを組んで47球。力強い球を投げ込んだ。(片岡 優帆)