【巨人】由伸監督、60分鬼ノック 坂本「楽しかった」泥んこ阿部「高校生に戻った気分」

スポーツ報知
ノックをする高橋監督

 巨人の高橋由伸監督(42)が22日、1軍の沖縄・那覇キャンプで、今キャンプ初めてとなる特守のノッカーを務めた。

 メイン球場のセルラースタジアム那覇で三塁に岡本、遊撃手に坂本勇、二塁に吉川尚、一塁に阿部が入り、本塁から由伸監督と井端コーチが交互にノックした。

 由伸監督の初球、坂本への打球は二塁ベース付近のセンター前に抜けそうな厳しい打球。これをギリギリで捕球した坂本は「なんだよノッカー!」とヤジを飛ばした。

 その後も笑いあり、ヤジあり、ダイビングキャッチありと60分間の打ちっ放し。4選手は大声を出しながらユニホームを真っ黒にしてスタンドのファンから大きな拍手が送られた。

 坂本は「しんどいですけど楽しかった。ああいう練習は声を出してやった方がいい」と振り返り、阿部も「高校生に戻った気分。楽しかった」と充実の表情。素手でノックバットを握った由伸監督は坂本のヤジについて「今日のノックじゃしょうがない」と話し、「これぐらいでマメができるようじゃダメ」と自身のノックにダメ出しした。

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