【巨人】若手の中堅バトル、ダメなら右翼から陽戻し“強制終了”

スポーツ報知
一塁に帰塁する練習で岡本(左から2人目)にアウトの判定をする陽(左手前は長野=カメラ・中島 傑)

 巨人の中堅手バトルが、いよいよ本格化する。22日で沖縄2次キャンプの第2クールが終了し、24日のDeNA戦(那覇)からオープン戦に突入。外野陣は現状、長野と陽が右翼に入って競争を繰り広げていて、中堅は重信ら若手の“チャンス枠”と位置づけられている。

 ベンチはオープン戦開幕後も当面はこの形でポジション争いをさせていく方針で、村田ヘッドコーチは「いつまで試すとか、リミットみたいなものはない」と明かした。だが、一方では「もし若い選手が出てこないようなことがあれば、その時はこっちで判断して(陽を中堅に)戻す」とも示唆。期限を設けない代わりに、レギュラーとしてまだ実力不足と判断すれば即、このチャレンジを強制終了させるということだ。

 キャンプ1軍メンバーの中堅手候補には、内外野全ポジションをこなし、21日のヤクルト戦(那覇)でランニング弾を見せた、ドラフト6位ルーキーの若林=JX―ENEOS=、育成ながら俊足巧打が光る松原も名を連ねる。首脳陣からの厳しいチェックを、誰がくぐり抜けるか。

巨人

×