【林家三平のドームすいません】巨人沖縄キャンプへ行ってきました!

スポーツ報知
那覇のセルラースタジアムには、由伸監督のこんな巨大ボードもあります

 3日間、沖縄で巨人キャンプをじっくり見てきました。見学だけでなく、練習中の場内アナウンスに飛び入りで参加したりして、球団スタッフのみなさん、そして高橋監督にもたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

 沖縄キャンプでは、選手が一気に若返っていました。みんな発展途上で、のびしろもありそう。真っ黒に日焼けしてワイルド感もたっぷりです。落語には、旦那(だんな)が日焼けしているお店は繁盛間違いなし、という趣旨のネタがあります。「日焼け」は褒め言葉。たくましく映りました。

 特に注目したいのは高木京介投手です。21日のヤクルト戦に登板。場内に表示される数字よりも球速が出ているように感じました。ボールが低めに集まっていて、リズムもいい。先月、イベントでご一緒した岡島秀樹さんが「セ・リーグのセは制球のセ。セ・リーグでは、コントロールがより大切になってくるんです」と話していたのですが、高木投手はまさにそんなタイプですね。

 平昌五輪では高木姉妹が活躍しましたが、巨人の高木もアツイ。支配下選手にしてほしい。カミネロ、マシソン両投手も順調だし、2軍では沢村投手も調子がいいと聞いています。高木投手も加わって以前のような力を発揮すれば中継ぎ陣は安定。昨年のような大型連敗はなくなると思います。

 初の1軍対外試合で2安打した北村選手、初打席でいきなりランニング本塁打を決めた若林選手にも惹(ひ)かれました。どちらもパンチ力があって、身体能力の高さを感じます。スポーツ報知の評論家、高木豊さんは「北村は目つきがいいなあ」と気になっているご様子でした。

 「目つき」といえば、今年はコーチのみなさんの視線が、なんとなく怖かった。険しい視線を選手に送っているのが印象的でした。そしてグラウンドの端から練習を見守る鹿取GMも、目立たない感じを出しつつも視線が鋭い気がしました。これってキャンプで厳しい練習を続けている証し、ですかね。

 由伸監督にもお話をうかがうことが出来たので、次回でご紹介したいと思います。

巨人

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