【巨人】田中貴、盗塁王・田中の二盗阻止 村田ヘッド「ナイスボールと言ってやりたい」

スポーツ報知
初回、広島・田中の二盗を阻止する田中貴(中央)(投手はヤングマン、打者は広島・菊池)

 巨人の田中貴也捕手(25)が25日、1軍定着へ守備で猛アピールした。

 広島とのオープン戦(那覇)に「8番・捕手」で先発出場。初回無死一塁、2番・菊池の2球目で盗塁を試みた一塁走者・昨年のセ・リーグ盗塁王の田中を正確な送球でアウトにした。

 この球は外角寄りに構えていたが、ヤングマンの速球が右打者内角に抜ける形でボール球になり、捕球体勢は決して良くなかった。そこから素早いステップ、強肩、ストライク送球で見事に阻止した。村田ヘッド兼バッテリーコーチは「よく刺したと思うよ。あれは送球するのが一番難しいところ。あそこから良く投げた。ナイスボールと言ってやりたい」と絶賛した。

 京都出身だが、高校は沖縄の八重山商工。2回2死一塁で迎えた打席では大歓声に包まれたが、ここで雨天中断となり、ノーゲームとなった。それでも、第2の故郷と言える沖縄で守備で躍動し猛アピールした。

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