【巨人】阪神・掛布SEAが阿部を激励「ドラマチック慎ちゃん」になれ

スポーツ報知
リー打撃の打球を受けた阿部は軽快なジャンピングスローをみせた

 巨人の阿部慎之助内野手(38)が25日、キャンプ視察に訪れた阪神・掛布雅之シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA=62)から「ドラマチック慎ちゃん」になれ、と指令を受けた。

 掛布SEAは阿部の父・東司さんと千葉・習志野高時代の同級生という縁もあり、子供の頃から憧れの存在。昨春以来となる対面を果たし「もう全試合どうこうという野球をやる必要はない。勝たなければいけない大切な試合で記憶に残る安打、本塁打を数多く打ってほしい」とエールを送られた。

 この日は、掛布SEAが阪神2軍監督時に着用していた31番の縦じまユニホームを贈られた。勇退が決まった際にお願いしていた物だが、さっそく袖を通し、子供のような笑顔を見せた。広島戦では1打席に立ち、大瀬良の前に三振に倒れたが「球が速い投手とやれて良かった。次は前に飛ばす」と実戦勘を取り戻している最中。掛布SEAも「ファンが喜ぶ激しい伝統の一戦を」と期待する今季の開幕カード・阪神戦へ着々と準備を進める。

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