【巨人】石井球団社長、上原の古巣復帰へ“ラブコール”「春っぽい明るい話」

　巨人の石井一夫球団社長（６０）が２日、日本球界復帰を視野に入れている上原浩治投手（４２）＝カブスからＦＡ＝に“ラブコール”を送った。

　この日、東京Ｄを訪れた石井社長は上原の古巣・巨人復帰への可能性を問われると、仮定の話と前置きした上で「もし巨人でやるという話があるならば、すごく春っぽい明るい話。野球ファンの人たちも喜んでもらえるのかなという感じはする」と話した。球団はメジャー断念を決断した場合、調査に動く方針だが、石井社長は「まだそれほど具体的な動きはないんじゃないかな」と説明した。

　上原は昨季、カブスで４９試合に登板し、３勝４敗２セーブ、防御率３・９８をマーク。その成績も報道などで知って頭に入れており、動向を追っていることはにおわせた。今季開幕直後の４月に４３歳となるが「それだけ（の成績を）挙げていれば日本でどれだけ通用するかスコアラーの人とかＧＭ、監督とかの意見を聞かないと。僕みたいな素人には判断しかねる。ただ、素人の代表として言うと、もしそういうふう（復帰）になるといい話」と期待を込めた。また鹿取ＧＭは「何もないです」と話すにとどめた。