巨人・長嶋茂雄終身名誉監督、スポーツ報道写真展で若き日の自身と対面「力が湧いてきます」

スポーツ報知
東京写真記者協会のスポーツ報道写真展を訪れ、本紙カメラマンの写真を前に笑顔を見せた長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(カメラ・堺 恒志)

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)=報知新聞社客員=が3日、港区の「キヤノンギャラリーS」などで開催されている「東京写真記者協会創立70周年記念スポーツ報道写真展」を訪れた。

 長嶋さんは現役時代、ヘルメットを飛ばして豪快に空振りする写真や天覧試合でサヨナラ本塁打を放った瞬間など自身のおなじみの写真をじっくり観賞。「古い写真を見ると懐かしい思い出とともに新たな力が湧いてきますね」と感想を口にした。

 さらに1964年の東京五輪、先月25日に閉幕したばかりの平昌五輪などの写真もチェック。「やっぱり五輪の写真は他のスポーツとは違ってね、なんとも言えないものがありますね。2年後には日本で五輪が行われる。そこで写真が大きな役割を果たしていくと僕はそう思っています」と期待した。午後2時から約20分かけて170点の写真をじっくり見た後「歴史に残る写真には重みがあって、力がある」と結んだ。2日から始まった同展は来月10日まで。入場無料。

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