【巨人】高木、中継ぎはオレだ!3年ぶりオープン戦2回3失点も「自信」

スポーツ報知
2番手で登板した高木は2回3失点

◆オープン戦 ロッテ6x―5巨人(6日・ZOZOマリン)

 巨人・高木は確かな手応えを感じた。4点ビハインドの6回1死一塁。137キロでもボールのキレは十分だった。田村の打球は勢いなく遊撃手の元へ。併殺に封じ追加点を許さなかった。5回から2番手で登板し2回を29球、3安打3失点(自責1)。3年ぶりのオープン戦登板を「スピードガンでは(最速)139キロぐらいだったが、思った以上に打者が差し込まれていた。そこは自信になった」と振り返った。

 5回は味方の失策などが絡み3点を失った。変化球でカウントが取れないことも一つの課題だ。斎藤投手総合コーチは「直球はいいと思う」と褒めつつ「変化球の精度をもうちょっと上げないと」と改善を求めた。現状、1軍に帯同するリリーフ左腕は高木だけ。開幕前の支配下登録が確実視されているが「変化球でもっとストライクを取れればもっと楽になる。粘り強く投げられたので、こういう投球を続けていきたい」。手応えと課題、大きな意味を持った29球だった。(玉寄 穂波)

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