メジャーの話どんどん聞いて…上原に聞く
スポーツ報知
巨人は9日、カブスからFAとなっていた上原浩治投手(42)との契約が合意したことを発表し、都内で入団会見を行った。
契約金1億円、年俸2億円に出来高もついて1年契約でサイン。背番号は自身初となる「11」に決まり、会見でお披露目された。
10年ぶり復帰の右腕は「一生懸命やる、がむしゃらにやる。みんなで勝って笑顔になりたい」と決意し、さっそく10日にG球場で練習を再開。11日に2軍のフリー打撃に登板予定で、20日以降の1軍合流を目指してピッチを上げる。
◆上原に聞く
―背番号「11」について。
「背番号の話はほとんどしていないです。空いている番号でいいですと話しました。11番は僕の中では斎藤さん(雅樹=現投手総合コーチ)という素晴らしい選手がつけていた番号。喜んで11番でお願いしますと」
―メジャーの経験をどうチームに還元するか。
「巨人は若い投手が多い。自分の経験の中で生かせるものがあれば、どんどん話を聞いてほしい。でも実際コーチではない。現役選手なので、一生懸命練習しているところを何か肌で感じてもらえれば。僕も妥協せずにやっていきたい」
―巨人ファンに向けて。
「結果を残して、帰ってきてくれて良かったなと思ってもらわないと。結構プレッシャーにはなる。勝つことが一番だと思う。それだけです」
―野球人としての高橋由伸とは。
「どんな男ですかね。何も非の打ち所がない素晴らしい青年。こんなもんで良いでしょうか(笑い)」
―巨人に戻るイメージはあった?
「全く思ってなかった。日本に帰ってくるというのは本当にここ最近2週間ぐらい。想像はしてなかったです」