巨人公式マスコットガール・ヴィーナス、センバツ初出場の明秀日立のダンス部に振り付け指導

スポーツ報知
茨城・日立でイベントを行ったヴィーナス

 巨人公式マスコットガール・ヴィーナスが10日、「ひたち夢元気プロジェクト」と雑誌・月刊ジャイアンツとのコラボ企画で茨城・日立市池の川さくらアリーナで、ダンスイベントを開催した。

 前半はセンバツに初出場する茨城・明秀日立のダンス部「ブルーフェアリーズ」の応援に駆けつけ、アルプス席で披露する曲の振り付けをプロデュースした。

 甲子園の応援ソングの中から人気の高い「アフリカン・シンフォニー」「SEE OFF」「サウスポー」などの6曲をピックアップ。5人のヴィーナスがこの日のために振り付けを考え、約30人の高校生に細かく指導。最初はハイレベルなダンスについていけなかった生徒たちも、最後は息がピッタリ。ヴィーナスのリーダー・栗本唯梨さんは「練習の段階からみんな『いいものを見せたい』という強い気持ちが伝わってきました。本当に感動しました」と目に涙を浮かべていた。

 ダンス部の會澤蒼部長(2年)は「プロのチアにダンスを教えてもらえるなんて考えてもいなかったです。振り付けがかわいいくて、今までやったことのないダンスばかりで、とても勉強になりました」と感激。思い出に残るイベントとなった。

 また、後半は地元の子供たちを対象にした「キッズダンスイベント」を開催した。参加者とその家族、約100人がイベントに参加。子供たちにダンスの楽しさを伝え、この中から未来のヴィーナスが誕生することを願っていた。

 ◆参加した他のヴィーナスメンバーのコメント

 伊東彩音さん「野球応援は普通のダンスとは違い、遠くの人でも目に届く振り付けを意識しました。生徒のみなさんは動画でも研究をされていて熱心でした。子供たちもダンスに積極的でとても楽しかったです」

 菊地あやさん「ブルーフェアリーズのダンスの上達ぶりに思わず、うるっときてしまいました。迫力も感じましたし、1つにまとまっていました。日立の子供たちから私たちもパワーをもらいました」

 山田ありささん「私は高校時代に実際に甲子園のアルプス席でチアをしたことがあったので、その経験を伝えることができればいいなと思っていました。一生懸命な姿に私たちの方が、感謝したい気持ちになりました」

 宮川麻衣子さん「大学、社会人野球でチアをしていた頃から『応援する相手に何かを感じてもらわなければ意味がない』『応援に限界はない』という言葉を大事にしてきました。それが伝わればいいなと思います。日立は何度も来た場所だったので改めて人の温かさを感じました」

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