【巨人】大竹、逆転ローテへ3戦10イニング0封「全部の球種が制球良かった」

スポーツ報知
イースタン教育リーグ・西武戦に先発し、5回2安打無失点と好投した大竹(左は宇佐見)

◆イースタン春季教育リーグ 巨人2―1西武(13日・G球場)

 巨人・大竹寛投手(34)が13日、逆転ローテ入りへアピールした。イースタン春季教育リーグ・西武戦(G球場)に先発。今季3度目の実戦で5回2安打無失点と好投した。最速143キロのキレのある直球と変化球が四隅にピタリ。「全部の球種が制球良く投げられたのは良かった。コースも良かった」とうなずいた。

 昨季は13試合に登板。4勝4敗、防御率5・09と苦しんだ。今キャンプは2軍スタート。若手とともに汗を流した。初実戦となった2月24日の広島2軍との練習試合(サンマリン宮崎)から3試合連続計10イニングを無失点と好調をキープしている。川相2軍監督も「前回から制球も球のキレも良い」と太鼓判。大竹は「前回良かったのが5回まで続けられた。目の前の試合、練習から大事にしていきたい」と意気込んだ。

 現在、開幕ローテの5番手以降を中川、吉川光、内海、ヤングマンと争う。だが、ヤングマンはこの日、オープン戦で打ち込まれ開幕ローテ入りは厳しくなった。15日の教育リーグ・ヤクルト戦(G球場)では内海、吉川光が登板予定。それぞれがローテ枠を狙って奮闘する。

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