【巨人】上原が絶賛した逸材・高田がイースタン開幕戦で快投

スポーツ報知
2番手で登板し、1回無安打無失点と好投した高田(カメラ・相川 和寛)

◆イースタン・リーグ 巨人0―1西武(17日・ジャイアンツ)

 巨人・高田萌生投手(19)が17日、イースタン・リーグ開幕の西武戦(G球場)に登板した。1点ビハインドの8回。140キロ後半の糸を引いたような直球を軸に見逃し三振、空振り三振、二ゴロとわずか8球で料理した。最速148キロをマーク。1回無安打無失点と好投した。

 以前、G球場で練習する上原浩治投手(42)が、ブルペンで投げ込む高田に熱視線を送った。「(球が)速い。羨ましいね。将来が楽しみです」と称賛の声を送るほどだ。レジェンドの言葉を受け「うれしいです。キャッチボールから勉強になります」と話していた。

 春季キャンプから開幕まで高田はゆっくりと調整を進めた。周りが実戦登板を進めていく中、打撃投手を務め質を高めた。「じっくり調整したのでその部分が生きたと思います」。今後は先発として登板する予定だ。「次は変化球でカウントを取ることが大事になると思う。先発が本望なのでしっかり頑張りたいです」と意気込んだ。

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