【巨人】岡本の殊勲打呼んだ中井のバスター安打 OP戦打率.375 打点はチーム2位

スポーツ報知
9回無死一塁、中井が右前打を放つ(投手は内、捕手は柿沼)

◆オープン戦 ロッテ3―5巨人(18日・ZOZOマリン)

 巨人の中井大介内野手(28)が18日、ロッテとのオープン戦(ZOZO)に左翼の守備で途中出場。逆転勝ちを呼ぶ貴重な仕事をこなした。

 1点を追う9回無死一塁で迎えた、この日最初の打席。ロッテ内に対しバントの構えを見せていたが、内野陣が前に出てきたとこでヒッティングに切り替え、バスターで右前にライナーを落とした。理想はゴロを転がすことだったかもしれないが、結果的に作戦は成功。無死一、二塁と好機を作り、2死満塁からの岡本の走者一掃逆転3点適時二塁打につなげた。

 由伸監督は、結果的に見事に決まった中井のバスターについて、「いろいろとできる状況があればするし、無理やりすることが動くことだとは思っていないのでね」と話した。

 中井はこれでオープン戦チーム13試合中12試合に出場し、16打数6安打、打率3割7分5厘。出塁率5割、得点圏打率7割5分で、7打点はゲレーロに並びチーム2位タイ(トップは岡本の13)。限られたチャンスで結果を残す。

 右の代打が手薄なチーム事情もあり、1打席で結果を残す意味は大きい。この日は途中から右翼も守った。三塁、一塁、二塁、外野と守備面でも様々な起用の選択肢があり、開幕1軍へ猛アピールしている。

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