【巨人】由伸監督、不動心 広島に勝つ!

スポーツ報知
高橋監督

 巨人・高橋由伸監督(42)が19日、不動心を貫いた。横浜市内で行われた「セ・リーグファンミーティング 2018」に出席。6球団監督トークバトルでは阪神・金本知憲監督(49)や中日・森繁和監督(63)からの挑発をさらりとかわす冷静な返しを見せ、開幕前の前哨戦を終えた。

 ここだけには負けたくないチームは―。司会者の全監督への問いに、虎が襲いかかってきた。金本監督が打倒・巨人を公言。「ジャイアンツはタイガースを何とも思ってないでしょうが…」ともけん制したが、由伸監督は動じなかった。

 「伝統の一戦、開幕の相手なので負けたくはないです」と大人の対応を見せ、視線の先は広島・緒方監督へ。「広島にはこてんぱんにやられているので何とかしたい。7勝18敗、大きく響いたシーズンでした」。歴史的な大敗からのリベンジを、特に強調した。

 中日・森監督には、移籍したゲレーロに対する“恨み節”をぶつけられたが、由伸監督は「ジャイアンツに足りない長打力を、球団に獲っていただきました」と、頭を下げた。

 イベント後、「どれも大事な試合だからね」と指揮官。冷静な由伸節全開で、前哨戦は五分五分!?だった。(水井 基博)

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