【巨人】上原が7回から3番手で登板し1イニング無失点「オープン戦なのに緊張しました」

スポーツ報知
7回に巨人3番手で登板した上原(カメラ・川口 浩)

◆オープン戦 巨人―日本ハム(20日・東京ドーム)

 巨人・上原浩治投手(42)が20日の日本ハム戦(東京ドーム)で7回から3番手で登板した。上原はカブスからFAとなり、巨人に10年ぶりに復帰。東京Dでの実戦は08年11月1日、西武との日本シリーズ以来、3426日ぶりとなった。

 右翼スタンドには「お帰りなさい 上原浩治」の横断幕も飾られ、名前がコールされると球場が歓声に包まれた。

 1―2の7回に3番手としてマウンドに上がった上原は、9番・中島と対戦。カウント2―2からの7球目、外角直球で見逃し三振を奪うと、1番・西川へはフルカウントからスプリットを投げたが外角に外れて歩かせた。

 2番・松本は2ボールから右飛に抑え、3番・近藤は中飛に抑えた。上原コールを受け、マウンドを降りると笑顔がこぼれた。

 22球で打者4人に1四球を与えたが無得点に抑えた。

 先発・中川は5回2失点、2番手・沢村は1イニングを無失点に抑えている。

 登板後、上原は「オープン戦なのにだいぶ緊張しました。1イニング持つか不安だったけど抑えることができて良かった。マウンドが投げにくいということがつかめた。最初は高めに抜けていたので修正したい。(大歓声は)シーズン中にもらいたいです」とコメントした。

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