【巨人】古城茂幸氏、スカウト就任 “仕事始め”はセンバツから

スポーツ報知
古城茂幸氏

 巨人OBの古城茂幸氏(42)が4月1日付で巨人のスカウトに就任することが21日、分かった。

 古城氏は中央学院高から国士舘大を経て、97年ドラフト5位で日本ハムに入団。06年シーズン開幕直前に巨人にトレード移籍すると、その年には出場50試合ながら打率3割4分6厘と好成績をマーク。勝負強い打撃と堅実な守備に加え、自らの活躍を「茂ちゃんフィーバー」と称する明るいキャラクターで人気を博した。13年限りで現役生活に別れを告げたあとは、ジャイアンツアカデミーのコーチとして子供たちを指導。野球解説者としても活動した。

 まずは研修も兼ねて、23日に甲子園で開幕するセンバツからスカウト業務に当たる。自著に「プロ野球生活16年間で一度もレギュラーになれなかった男がジャイアンツで胴上げしてもらえた話」があるように、泥臭くも堅実なプレーでチームに欠かせない自身のような選手の発掘を目指し、新たなステージに飛び込む。

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