【巨人】由伸監督、中継ぎ陣の役割決まってきた

スポーツ報知
1イニングを無失点に抑えた上原

◆オープン戦 巨人1―5楽天(23日・東京ドーム)

 1週間後にプロ野球開幕を控え、この日は全球団で開幕投手候補が先発した。巨人・菅野は楽天・則本と投げ合い、4回3安打無失点、6奪三振の快投。ペゲーロ、銀次ら楽天の左打者を料理し、開幕戦でぶつかる左の強打者ぞろいの阪神打線斬りへの予行を終えた。マシソンが5失点と炎上してオープン戦首位から陥落も、8回から登板した上原は1回無失点。巨人復帰後2度目のマウンドでまたも結果を残し、救援陣に厚みを持たせた。

 ―菅野は開幕に向けて万全の状態で臨める。

 「そうじゃないかな」

 ―今日はDHを外して本番を想定した。

 「それもあるし、先発ピッチャーにタイミングが良ければ、打席に立たせたいというところだね」

 ―中継ぎ陣は全体的に役割が決まってきた?

 「そうだね。何回に行くとかは決まってないけど」

 ―5回、戸根が作ったピンチを谷岡が抑えた。

 「今のところは中盤で投げさせたいというところで、いい結果が出たと思う」

 ―高木が支配下登録されて層も厚くなった。

 「以前から安定感はあったわけで、多少のブランクはあるけど、そこは経験だったり、制球の良さとかで生かしてほしい。ここからだよね」

 ―小林に1本、ヒットが。

 「出ないよりは出た方がいいよね」

 ―6回1死満塁の好機で得点できなかった。

 「先に点が取れればね。岡本もシーズンに入っていけば、こういう場面もどんどん増えていくだろうし、1本打てるように成長していってほしいね」

 ―則本のような一流投手と対戦できたことは大きい。

 「シーズンに入ればセ・リーグにも同じような力のあるピッチャーはいる。そこを打っていかないとね」

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