【巨人】坂本勇、球団史上初の6年連続開幕戦勝利へ先頭で引っ張る

スポーツ報知
ロングティーをする坂本勇(カメラ・中島 傑)

 巨人の坂本勇人内野手(29)が29日、球団史上初の6年連続開幕戦勝利に貢献することを誓った。主将4年目のシーズンに向けて「ワクワクと不安が入り交じって、いよいよ始まるなという感じ。シーズンが終わるころには普通の1試合と変わらないが、もちろん勝つに越したことはない」と力強く言い切った。

 阪神相手に開幕戦を戦うのは、本拠地で迎えた14年3月28日以来となる。その試合で勇人は通算100本塁打を放つなど、3安打2打点で12―4の快勝に導いた。相手先発・メッセンジャーには昨季7打数1安打。チームは3試合戦って0勝2敗、打率1割7分9厘、1本塁打と封じられた。「いい投手の時はシーズンを通して本塁打とかで点を取るのは難しい。走塁だったり、先の塁を狙う姿勢だったり、そういうところから大事になると思う。打つ、打たないだけではなく、四球とかも大事になる。全員が意識を高くやれれば」と気を引き締めた。

 この日は東京Dで全体練習。今季の開幕スタメンには吉川尚、岡本ら若手が名を連ね、新人の大城、田中俊も開幕1軍入りした。チームの中心選手として「若手で試合に出る選手が活躍したら、僕らにも刺激になる」と相乗効果を期待。チームとして4年ぶり、主将としては初のリーグ制覇に向けて、先頭に立って引っ張っていく。(後藤 亮太)

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