【巨人】野上、西武時代と同じ納豆で出陣
スポーツ報知

◆巨人3―2阪神(1日・東京ドーム)
登板当日のルーチンは、西武でも巨人でも不変だった。この日、野上は自宅で納豆を食べて出陣した。栄養価が高いだけでなく、投球に粘りが出るように、との思いも込めて数年前からはじめた儀式。「(卵の)黄身とネギも入れて食べました」とエネルギーを注入し、試合では走者を背負っても大崩れしなかった。
巨人のユニホームで初めて上がるお立ち台には、2試合連続3ランの岡本と2人で並んだ。「オープン戦の時から、僕が投げる試合でずっと打っていた。信頼していました」。2点を先制されても、チーム全体に諦める雰囲気は全くなし。納豆パワーで見せた野上の粘りの投球が、開幕カード勝ち越しを呼び込んだ。(巨人投手担当・片岡 優帆)