【巨人】マギー、今季初の猛打賞「調子は上がってきている」
スポーツ報知

◆ヤクルト7―4巨人(8日・神宮)
マギーがようやく本来の力を見せた。4回1死一、二塁。ど真ん中の直球をかっ飛ばした。鋭い打球は左前で弾み、左翼・バレンティンが後逸。その間に二塁から吉川尚が生還した。この日3安打で今季初の猛打賞。「ここ5、6試合で調子は上がってきているよ」とうなずいた。
自分を信じ続けた。オープン戦16試合で打率1割7分5厘。元来、スロースターターだが、3月30日の阪神戦(東京D)から無安打で、開幕3連戦を終え打率1割を切った。それでも「気にすることはない」と常に前を向いていた。
徐々に調子を上げ、前日7日のヤクルト戦では2安打をマーク。この日は2回1死で中前打、同点の6回1死にも左前へはじき返した。打率は2割5分7厘まで上昇。「勝ち試合で打てたらよかったんだけど」と悔しさをにじませた助っ人は、10日からのDeNA戦(東京D)に向け前を見据えている。(玉寄 穂波)