【巨人】大城の父もビックリ 双子同日弾「まさか2人とも同じ日に」

スポーツ報知
3回1死、大城が右翼席へ同点のソロを放つ

◆ヤクルト7―4巨人(8日・神宮)

 巨人ドラフト3位の大城が、12球団のルーキー最速でプロ入り初アーチを放った。3度目のスタメンマスクをかぶって3回、山中から右翼上段へと運ぶ1号ソロ。ナインから「サイレント・トリートメント」で祝福を受けた。守備面では盗塁を3度許すなど課題が残ったが、期待通りの打力を発揮。3連敗のチームに光明をもたらした。

 大城のプロ初本塁打と時を同じくして、800キロ以上離れた高知では双子の兄・建二さんもアーチを描いていた。この日行われた社会人野球四国大会で、トヨタ自動車に所属する建二さんが日本生命戦の6回にソロを放ち、チームの予選リーグ突破に貢献した。

 “双子同日アーチ”に、沖縄県内の自宅で巨人戦をテレビ観戦していた父・昌人さん(55)は「まさか2人とも同じ日にホームランを打つとは。ビックリしましたけど、本当にうれしいですね」と感激した様子。大城家にとっては、忘れられない1日となった。(後藤 亮太)

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