【巨人】由伸監督、大竹の乱調指摘「最初の5点はちょっと重いね」

スポーツ報知
1回1死一塁、ロペス(左)に左越え2ランを打たれた大竹

◆巨人4―6DeNA(12日・東京ドーム)

 試合開始から22分で大勢は決した。スコアボードの1回表に刻まれた「5」が全てだ。試合後、由伸監督は「最初の5点というのはちょっと重いね」と大竹の乱調を指摘した。打線が粘りを見せたが、一度も試合をひっくり返すことなく6連敗。DeNAに東京Dの3連戦で3タテを食らったのは、05年5月以来だ。

 動いた。連敗中すべての試合で先制を許しており、由伸監督は「もっと早くこちらのペースで試合をしていかないといけない」と主導権を握る重要性を説いていた。先制パンチを見舞うため「いろんなものも踏まえて少し変えてみた」(同)と打順を入れ替え。1番に坂本勇を置き、クリーンアップはゲレーロ、マギー、岡本の順に並べた。坂本勇は2安打2四球の4出塁。マギーにも3ランが飛び出すなど、狙いは結果に結びついたが、ヨーイドンで5点を追いかける展開は悲しすぎる。

 13日からは昨季7勝18敗だった広島と3連戦。先発予定の菅野は今季まだ2戦2敗と苦しんでいるが「明日(13日)は、菅野本来の投球をしてほしい」と由伸監督も期待するエースの快投で、負の流れを一掃するしかない。(西村 茂展)

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