【巨人】上原、球宴ファン投票ノミネート 11年ぶり出場へ 岡本&吉川尚も

スポーツ報知
新潟から帰京した上原

 巨人の上原浩治投手(43)が、「マイナビオールスターゲーム2018」(7月13日・京セラD、14日・熊本)のファン投票用紙にノミネートされることが18日、分かった。

 各チーム、中継ぎ投手の欄はひとつだが、沢村とマシソンを抑えてノミネート。今年、米球界から復帰した右腕は、07年以来11年ぶりとなる日本での球宴出場へ一歩近づいた形だ。ファン投票は、5月中旬から6月中旬にかけて実施される見込み。

 ファンの心をつかむためには、巻き返しが必要になる。開幕から4登板連続無失点と力を見せつけた上原だったが、直近は2戦連続3失点と苦しみ、勝ちパターンの継投から外れることが決まった。だが、高橋監督が「信頼していることに変わりはない」と断言するように、復調すれば再び勝利の方程式に戻るはず。グラウンドに登場しただけで球場の雰囲気をガラリと変えるほどの人気があり、本来の力さえ取り戻せば、最多得票での選出もありえる。球宴第1戦は、上原の地元である大阪が舞台。凱旋を心待ちにしているファンも多いだろう。

 また、野手では岡本和真内野手(21)と吉川尚輝内野手(23)が初ノミネートされる。岡本は、16年のフレッシュ球宴(倉敷)で3ランをたたき込み、巨人勢では53年ぶりとなるMVPをゲット。真のお祭り男となるべく、祭典出場をたぐり寄せたいところだ。

 2か月後、若武者コンビがファンに認められるほどの結果を残せていれば、チームも浮上しているだろう。

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