【巨人】内海あるぞ9連戦で先発…2軍12イニング連続無失点

スポーツ報知
2軍楽天戦で6回無失点と好投した内海

◆イースタン・リーグ 巨人7―4楽天(21日・熊谷)

 巨人の内海哲也投手(35)が21日、イースタン・楽天戦(熊谷)に先発。日本有数の暑い町とされる地で、6回73球で3安打無失点と熱投した。これで12イニング連続無失点。1軍は今月末からの9連戦で先発があと一人必要な状況で、今季初昇格を猛アピールした。

 最高気温28度。球場のかき氷売り場が大行列の暑さの中、内海は冷静だった。両翼90メートル、中堅120メートルと狭く、慣れないマウンド。「そういうのは関係ない。(状態は)悪くはなかったです」と丁寧に低めを攻めて長打を許さなかった。3回から4イニング連続3者凡退。6回にこの日最速タイの143キロ速球で島井から空振り三振を奪うなど、中盤以降も球威があった。

 前回13日の西武戦(西武第2)も6回無失点。三沢2軍投手コーチは「スピードも出ているし、直球がいいから変化球が生きる。ずっといい状態をキープしている」と太鼓判を押した。

 今季は2軍で4登板、防御率1・71と安定。1軍は28日のヤクルト戦(東京D)からの9連戦で先発があと一人必要で、内海は昇格の有力候補だ。試合後は熊谷の熱いファンの大歓声の中、帰りの車に乗り「頑張ります!」と決意を示した。(片岡 優帆)

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