【巨人】岡本、また秋山撃ちV打「毎日が楽しい」

スポーツ報知
4回1死一、二塁、左前へ先制適時打を放つ岡本

◆阪神0―3巨人(21日・甲子園)

 いいイメージが残っていた。岡本がフルスイングで放った打球は、快音を残して左前へと抜けた。4回1死一、二塁での先制タイムリーは、開幕3戦目(東京D)で逆転3ランを放った秋山から。再びのV打に「飛んだところが良かった。相手はゲッツーがほしい場面なので、逆に低めを捨てていた。変化球が甘ければ振ろうと思っていた」と冷静だった。

 懐かしの甲子園で、3試合ぶりのマルチ安打。今やレギュラーと呼ぶに恥ずかしくない活躍を見せている。特に精神的な成長が大きく、「もうネガティブな考えはやめたんです。常に前向きにとらえるようにできるようになりました」。

 ここで打てなかったら2軍かも―とふさぎ込んでいた昨年とは違い、「次で打てばいいんや」が今季の岡本。「疲れ? まったくないです。元気です。毎日が楽しいんです」とまで言えるようになった。(水井 基博)

巨人

×