【巨人】若返りの象徴・岡本がバックスクリーン弾でセ打点王 由伸監督「勝負強さが出た」

スポーツ報知
5回無死二、三塁、中越え3ランを放つ岡本(カメラ・中島 傑)

◆阪神1―10巨人(22日・甲子園)

 巨人の岡本和真内野手(21)が22日、阪神戦(甲子園)に「5番・一塁」で先発。5打数3安打4打点で敵地での同一カード3連勝に貢献した。

 同点の4回1死三塁から勝ち越しの中前適時打を放つと、4―1で迎えた続く5回無死二、三塁の打席で甲子園のセンターバックスクリーンに豪快な4号3ラン。阪神ベンチが期待を込めてこの回も続投させた先発のルーキー左腕・高橋遥をKOした。

 岡本はこの日4打点で今季20試合で18打点。16打点の中日・アルモンテ、15打点のDeNA・筒香を抜いてセ・リーグ打点トップに浮上した。

 開幕から全試合スタメン出場を続ける21歳の期待の右の大砲。打率2割9分7厘で本塁打、打点はチームトップ。近年、低迷が続くチームの課題の一つだった若返りの象徴的な存在として躍動する。

 これで2試合連続勝利打点をマーク。今季ここまでチーム9勝のうち、3つが岡本の勝利打点だ。由伸監督は「勝負強さが出て非常に良かった」と拍手を送った。

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